AWS試験対策 AIP AWS 資格試験

AWS AIP難易度|他のAWS資格と比べてどれくらい難しい?

8分
AWS AIP難易度|他のAWS資格と比べてどれくらい難しい?

AWS AIP(生成AIデベロッパー プロフェッショナル)は、AWS認定の中でも最難関級に位置する試験です。合格者のスコアを見ると750〜800点が大多数で、ギリギリ合格が当たり前の世界です。

私はSAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)を受けたときに「4つの選択肢がどれも正解に見える」という経験をしました。AIPでも同じことが起きると覚悟しています。

合格者・不合格者のデータを使って、「どれくらい大変か」を具体的にまとめました。勉強方法はAIPの勉強方法を参照してください。

AIP対策記事の一覧

この記事はAIP(生成AIデベロッパー プロフェッショナル)対策シリーズの1本です。

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勉強方法ガイド

難易度・他資格との比較

難易度(この記事)

→ この記事では「難易度」をまとめています。

AIPの難易度 — 結論から

結論から言うと、AWS最難関級の一つ です。英語圏のレビューでは「ANS(ネットワーキング スペシャリティ)以外で最も難しいAWS試験」と評価されています(Pluralsight)。

AIP-C01 合格者スコア分布

なぜそう言えるか。合格者のスコアを見れば一目瞭然です。

合格者

スコア

出典

日本語・zenn合格者

750点(合格ラインちょうど)

ja/01

日本語・note合格者

756点

ja/08

英語ブログ合格者

760点

en/11 christiangreciano.com

日本語・Qiita合格者

763点

ja/12

Reddit合格者

766点

en/02

日本語・はてな合格者

787点

ja/07

日本語・NHNテコラス合格者

795点

ja/10

Reddit合格者

800点

en/01

Reddit不合格者

735点(不合格)

en/10

合格ライン750点に対して800点台すら珍しい試験です。ほとんどの合格者が750〜790点の狭い帯に集中しています。

英語圏のデータでは、初回不合格率は推定25〜35%とされています(Preporato)。

他のAWS資格との難易度比較

AWS認定資格の難易度比較

次に「他の資格と比べてどうか」を整理します。

資格

レベル

難易度感

AIPとの比較

CLF(クラウドプラクティショナー)

Foundational

1/5

AIPとは別次元です

AIF(AIプラクティショナー)

Foundational

2/5

AIFの延長ではありません

SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)

Associate

3/5

SAAより明確に難しいです

SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)

Professional

4/5

SAPと同等かそれ以上

ANS(ネットワーキング スペシャリティ)

Specialty

5/5

ANSと並ぶ最難関です

AIP(生成AIデベロッパー プロフェッショナル)

Professional

5/5

日本語の13資格ランキングでは、AIPは5位に位置づけられています。SAP(1位)、ANS(2位)、SCS(3位)、DOP(DevOpsエンジニア プロフェッショナル)(4位)に次ぐ難易度です。

ただし「SAPよりAIPの方が難しかった」という声もあれば「SAP/ANSほどではない」という声もあります。方向が根本的に違うため、単純比較は難しいです。SAPは「複数のAWSサービスを組み合わせた設計力」を問い、AIPは「Amazon Bedrock(AWSの生成AIサービス)を中心とした生成AI実装力」を問います。

5分野別の難しさ

AIP-C01 5分野別の難易度

試験の中身をさらに掘り下げます。AIPの出題は5つの分野に分かれていて、分野ごとに難しさの性質が異なります(試験ガイドPDF)。

#

分野

配点

何が難しいか

D1

FM統合・データ管理

31%

RAGパイプライン設計+OpenSearch。最難関分野

D2

実装と統合

26%

エージェンティックAI+Converse API vs InvokeModel

D3

安全性・ガバナンス

20%

Guardrails+PII検出。範囲が広い

D4

運用効率

12%

コスト最適化。配点は少ないが捨てられない

D5

テスト・検証

11%

モデル評価。概念が新しい

D1とD2で57% を占めます。ここを落とすと合格は厳しいです。

D1(31%)が最難関 と言われる理由は、Amazon Bedrock(AWSの生成AIサービス)が大半の問題に絡んでくるからです。ベクターストアにOpenSearchを使うパターンが頻出しますが、Reddit不合格者はここを「盲点だった」と振り返っています。Knowledge Basesの設定だけでなく、チャンキング戦略やリランクの選択まで問われるため、表面的な理解では対応できません。

D2(26%) はBedrock AgentsやConverse APIの使い分けが中心です。「Converse API vs InvokeModel、どちらを選ぶか」といったトレードオフ判断が求められます。

D3(20%) はGuardrailsの設定やPII検出の設計。範囲が広く、暗記量が多い分野です。ただし「責任あるAI」の原則を理解していれば解きやすいとも言われています。

D4(12%)とD5(11%)は配点が小さいですが、合格ラインが750点と高いため軽視できません。

合格者はどう感じたか

数値だけでは伝わらないので、合格者の生の声を紹介します。

「全選択肢が正しく見える」 — SAPと同じトレードオフ型の出題です。4つの選択肢がそれぞれ部分的に正しく、「最も適切なもの」を選ぶ判断力が問われます。知識だけでは解けません。

「後半で集中力が切れた」 — 75問を180分で解き切る体力が必要です。1問あたり2.4分ありますが、問題文が長いため体感としてはタイトです。Reddit合格者の多くが「後半の集中力維持が最大の課題だった」と語っています。

「Udemyで自信がついたのに本番は別物だった」 — Udemyコース(英語)の模擬試験で93%を取っても、AWS Skill Builder(英語)の公式模擬では69%しか取れません。この落差を知らずに受験すると痛い目に遭います。

「OpenSearchの問題が想定外に多かった」 — ベクターストアとしてのOpenSearchが頻出することを知らずに受験した人が多いです。Knowledge Basesの裏側で動いている仕組みを理解しておく必要があります。

「テストセンター受験にしてよかった」 — 180分の長丁場で途中トイレ休憩ができるのはテストセンターだけです。オンライン受験では席を離れられません。

不合格になるパターン — なぜ落ちるか

合格者の声を聞いたところで、逆に「なぜ落ちるか」も知っておくと対策が立てやすくなります。

パターン1: 座学で理解したつもり

AWS歴5年以上のベテランエンジニアが735点で不合格になっています(Beta版85問での体験、Reddit)。この方はANS(ネットワーキング スペシャリティ)とMLS(機械学習スペシャリティ)を除く全AWS資格を保有していました。原因は「Bedrockを表面的にしか知らなかった」こと。ドキュメントを読んだだけでは解けない問題が多く、実際に構築した経験の有無が合否を分けています。

パターン2: 教材の難易度を本番と混同

教材の難易度差については勉強方法の記事で解説しています。合格判定はSkill Builder(英語)の公式模擬で行ってください。

パターン3: AIFの延長で受験

AIF(AIプラクティショナー)はFoundationalレベルでAI/MLの基礎知識を広く浅く問う試験です。AIPはProfessionalレベルで「Bedrockを使って本番環境の生成AIを構築できるか」を問います。名前は似ていても、求められるスキルの深さは根本的に別物です。

パターン4: 後半の精神的疲労

75問を180分で解くのは想像以上に消耗します。「前半は順調だったのに、最後の15問で集中力が切れた」というのがRedditで繰り返し出ている声です。試験前日に180分のフルシミュレーションを1回やっておくだけで、ペース配分の見通しが変わります。

AIPを受けるべき人・まだ早い人

ここまで読んで「私はどうなのか」が気になるはずです。

受けるべき人

  • AWSの基盤が固まっている(CLF + SAAレベルの知識がある)
  • Bedrockで1つでもプロジェクトを動かしたことがある
  • RAGの概念を理解し、ベクターストアの仕組みがわかる
  • Skill Builder(英語)の公式模擬で安定して高得点が取れる(具体的な基準はC1参照

まだ早い人

よくある質問

合格率は何%?

AWS公式は非公表です。詳しくは上の「AIPの難易度 — 結論から」セクションをご覧ください。

何点で合格?

750/1000です。採点対象は75問中65問。残り10問は検証用で識別できません。

SAPとどちらを先に受けるべき?

方向が違います。インフラ設計を極めたいならSAP、生成AIの実装力を証明したいならAIPです。両方を目指すなら、先にSAPを取ってからAIPに挑むのが一般的です。

出題形式はSAAやSAPと同じ?

択一選択・複数選択に加えて、AIPには「並べ替え」と「内容一致」という新しい出題形式があります。CLF/SAA/SAPにはない形式で、プロセスの理解が求められます。

AIPに落ちたらいつ再受験できる?

14日後から再受験可能です(AWS公式ポリシー)。回数制限はありません。スコアレポートで分野別の強み・弱みを確認してから再挑戦してください。


この記事を書いた人 — スピードスタディ編集部。AWS認定6資格(CLF/SAA/SOA/DVA/SAP/DOP)を保有するエンジニアが、AWS資格対策の学習プラットフォーム「スピードスタディ」を開発・運営しています。

記事内の試験情報はAWS公式ドキュメントに基づいています。最新情報はAWS公式の認定ページでご確認ください。

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#AIP #AWS #資格試験
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Speed Study編集部

AWS認定資格の学習をサポートするSpeed Study公式編集部です。

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