AWS試験合格への最短ルート
模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう
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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう



AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)を受けようと思ったとき、最初に気になるのは「CLFより、どのくらい難しいのか?」だと思います。
結論から言うと、SAAはCLFより確実に難しいですが、正しく準備すれば独学で十分合格できます。CLFが「AWSの基礎用語を知っているか」なら、SAAは「AWSでシステムを設計できるか」を問う試験。出題の角度が違います。
合格者12人の体験記を調べると、勉強時間の中央値は60〜80時間。AWS経験者なら問題集だけで1ヶ月、未経験でも2〜3ヶ月あれば合格を狙えます。
CLFに合格した人が次にSAAを目指すケースは多いですが、「CLFの延長線上」だと思うと面食らいます。
項目 | CLF | SAA | 差 |
|---|---|---|---|
レベル | Foundational | Associate | 1段階上 |
問題数 | 65問 | 65問 | 同じ |
試験時間 | 90分 | 130分 | +40分 |
合格点 | 700/1000 | 720/1000 | +20点 |
受験料 | 16,500円(税込) | 22,000円(税込) | +5,500円 |
推奨経験 | なし | AWS設計1年以上 | — |
出題内容 | AWSの基礎用語 | アーキテクチャ設計 | 根本的に異なる |
出典: AWS公式 SAA試験ページ、AWS公式 CLF試験ページ
問題数は同じ65問ですが、中身がまるで違います。CLFは「S3とは何か?」のような知識問題が中心。SAAは「このシステム要件に対して、どのサービスをどう組み合わせるか?」というシナリオ型の設計問題が出ます。
私自身、CLFはAWS経験3年の状態でほぼ無勉強で約800点でした。じゃあSAAも楽勝かと思いきや、そうはいかなかった。使ったことがないAWSサービスが大量に出てきて、それぞれの特徴や使い分けを覚えるのに苦労しました。
正直、SAA自体はそこまで難しい試験ではありません。経験者なら問題集を回すだけで受かる。私も勉強時間は約20時間。問題集だけで、参考書や動画講座は使っていません。スマホだけで完結させました。通勤中や昼休みに問題を解いて、間違えたところを復習する。この繰り返しです。
ただ、苦労したのは範囲の広さです。AWSのサービスは200以上ありますが、実務で使うのはそのうちの一部。AWS Config、Systems Manager、Storage Gatewayなど、触ったことがないサービスの特徴を覚える必要があった。今の自分がどの分野が弱いのかを把握することが、この試験では一番大事だと思っています。
もう1つ見落としがちなのが、65問中15問は採点対象外という点です(AWS公式試験ガイド)。将来の問題候補としてAWSがデータ収集する目的で含まれており、どれが対象外かは受験者にわかりません。スコア付きの50問で720点を取る必要があるので、「解ける問題を確実に取る」のが実質的な合格ラインです。
SAAの偏差値を公表している信頼できるソースはありません。ただし、勉強時間や合格率から判断すると、基本情報技術者(偏差値49)と応用情報技術者(偏差値55)の間あたりが妥当です。
レバテックキャリアは「ITSSレベル2」と評価しています。基本情報技術者と同じレベル帯ですが、AWSのサービス知識という専門性が加わるぶん、基本情報より少し難しく感じる人が多い印象です。
個人的な感覚としては、基本情報よりSAAの方が「範囲の広さ」でキツい。基本情報はIT全般を広く浅くですが、SAAはAWSの200以上のサービスから出題されます。実務で触ったことのないサービスがどんどん出てくるので、勉強量のわりに「まだ知らないことがある」という不安が消えにくい試験です。
偏差値出典: KOTORA JOURNAL「IT資格の難易度徹底解剖」
AWSは合格率を公表していません。全認定資格で共通の方針です。レバテックキャリアは50〜75%、aws-exam.netは約50%と推定しています。
合格点は1000点満点中720点で、CLFの700点より20点高い。CLFと同様にスケールスコア方式で算出されるため、「65問中何問正解すれば合格」とは単純に言えません。ざっくり50問中36-38問(72〜76%)の正解が目安です。
合格率の数字そのものより大事なのは「落ちた人が何をミスしたか」です。不合格者のスコアを見ると680〜710点に集中しており、あと数問正解していれば受かっていたケースばかりです。
合格者12人の体験記を調査した結果、勉強時間は中央値60〜80時間、範囲50〜200時間以上。12人中5人が1ヶ月以内に合格しています。
⚠️ これは合格体験記12件の自己申告値です。大規模な統計調査ではありません。体験記を公開する人は「合格者かつ発信意欲のある人」に偏っています。
あなたのレベル | 目安時間 | 期間 |
|---|---|---|
AWS設計の実務経験あり | 30〜50時間 | 2〜4週間 |
エンジニア(AWS利用経験あり) | 50〜80時間 | 1〜2ヶ月 |
エンジニア(AWS未経験) | 80〜120時間 | 2〜3ヶ月 |
IT基礎知識のみ(CLF保有レベル) | 100〜150時間 | 2〜4ヶ月 |
IT未経験 | 150〜200時間以上 | 4ヶ月以上 |

⚠️ 数値は体験記12件と競合記事のデータを参考にまとめた目安です。個人差が大きいため、あくまで参考にしてください。
CLFと比べると勉強時間は2〜3倍です。CLFを30時間で取れた人でも、SAAは60〜80時間は見込んでおく必要があります。
1つアドバイス。CLF合格後3ヶ月以内にこの試験の勉強を始めてください。CLFの知識が新鮮なうちなら基礎のインプットを省略できます。期間が空くと忘れるので。
働きながら勉強する場合は、1日に使える時間から逆算しましょう。
1日の学習時間 | 80時間到達までの期間 | 週あたり |
|---|---|---|
平日1時間 + 休日3時間 | 約8週間(2ヶ月) | 週11時間 |
平日1.5時間 + 休日4時間 | 約5週間 | 週15.5時間 |
平日2時間 + 休日5時間 | 約4週間(1ヶ月) | 週20時間 |
AWSの推奨は「1年以上のクラウドソリューション設計経験」ですが、実務未経験でも合格している人は多数います。体験記12人中、AWS実務未経験で合格した人は少なくとも4人いました。
不合格体験記9件を調べたところ、落ちた人のスコアは680〜710点に集中。合格ライン720点まであと10〜40点の僅差です。
SAAは「全く歯が立たない」のではなく、「あと少しが届かない」試験。以下の5パターンのどれかに当てはまっていないか、確認してみてください。
最も多かったパターンで、半数以上がこれ。参考書を読んだり動画を見たりはするが、問題を解く量が圧倒的に少ない。
3回連続で不合格だった方は、3回目の受験時点でも解いた問題が100問程度。試験費用だけで約6万円(22,000円×3回)飛んでいる。正直、最初から問題演習に振っていれば1回で済んだはず。
CLFは暗記でも通用しますが、この試験は無理です。
「S3とEBSの違いは言えるが、ある要件に対してどちらを選ぶべきかを判断できない」——Web系エンジニア3年目の方がまさにこのパターンで680点。
ここが一番の落とし穴だと思います。「どのサービスを使うか」ではなく「なぜそのサービスを選ぶのか」を問う試験。Well-Architectedフレームワークの6つの柱に基づいた設計判断ができるかが合否を分けます。
出題は4ドメインに分かれています(AWS公式試験ガイド)。
ドメイン | 配分 |
|---|---|
セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
弾力性のあるアーキテクチャの設計 | 26% |
高パフォーマンスアーキテクチャの設計 | 24% |
コスト最適化アーキテクチャの設計 | 20% |

セキュリティが30%で最大。IAMやVPCの設計パターンは特に押さえておきたい。
CLFを持っていても、別の勉強が必要。CLFの知識だけで受験して落ちた人が複数いました。あるCLF保有者はわずか10時間の勉強で受けて不合格。最低でも50時間は追加で確保してください。
「単元別の問題は解ける。でも65問を130分で通しで解いたことがない」——これで落ちた人がいます。130分は長いです。時間配分を誤ると最後の10問が手つかずになります。698点で落ちた方は、実戦形式をほとんど解かないまま本番に臨んでいました。あと22点。
この試験は2022年にC02からC03に切り替わっています。旧版の教材で勉強してC03を受けた方は、出題範囲のズレで不合格になりました。教材を選ぶときはC03対応を必ず確認してください。
再受験で合格した人たちが変えたのは、主に3つ。
ある方は1回目699点→2回目795点と、2週間で約100点アップ。教材は変えず、「勉強のやり方」を変えただけでした。
不合格パターンの裏返しで言えば、やることはシンプルです。問題を大量に解いて、弱点を潰す。
具体的な勉強法は「SAAの勉強方法|3パターン」、教材選びは「おすすめの教材・参考書」をご覧ください。
エンジニアで1〜2ヶ月、IT基礎知識のみの方で2〜4ヶ月が目安です。合格者12人の調査では、1ヶ月以内に合格した人が5人、1〜2ヶ月が4人でした。
出題範囲が違うので単純比較は難しいですが、同程度〜SAAの方がやや難しい。基本情報はIT全般の広い知識を問うのに対し、SAAはAWSのアーキテクチャ設計に特化。AWSの実務経験がある人にとってはSAAの方が楽に感じるでしょう。
必須ではありませんが、推奨します。CLFでAWSの基礎用語を学んでからSAAに進むと、学習効率が上がる。AWS公式もIT未経験者にはCLFの先行取得を推奨。CLFの詳細は「クラウドプラクティショナー完全ガイド」をご覧ください。
不合格日から14日後に再受験できます(AWS認定ポリシー)。受験料(22,000円税込)は毎回かかる。不合格者のスコアは680〜710点に集中しており、あと少しで合格のケースが多い。再受験では問題演習を増やすだけで合格している人がほとんどです。
SAAに合格して次のステップとしてSAPを検討しているなら、「SAPの難易度と勉強時間」も合わせてご覧ください。SAPはSAAよりかなり広範囲で深い試験です。